雑記/ひとり・3分・ポッチ禅

碧巌の歩記NO36 ◆葦芦(良し悪し)と思わずカニの横歩き・・仙厓義梵

碧巌録 第三十六則 長沙 逐落花囘(ちょうしゃ らっかをおうてかえる) 【垂示】なし。 *長沙景岑(ちょうさ けいしん 不詳~868年死去?)湖南・長沙にある禅院第一世。南泉普願の弟子・・趙州従稔や陸亘太夫と同門。 時代として徳山、臨済、潙山など同時期…

碧巌の歩記(あるき)NO37 雨降りゃ池の水は増すばかり・・!

◆達磨「無功徳」も「雨過夜搪秋水深」には敵(かな)わんなぁ・・ 碧巌録 第三十七則 盤山三界無法(ばんざん さんがいむほう) 【垂示】圓悟が、座下の求道者に語った。 どんなに機敏な人でも、イキナリの雷電(イナビカリと雷鳴)には肝を冷やす。また自分…

碧巌の歩記(あるき)NO38 駿馬はヒトムチで充分!

碧巌の歩記(あるき)NO38 禅を語るに・・名馬には、たったの「一鞭/ムチ」で十分だ! どんな難解な禅語録であれ、哲学書であれ、文字(言語)さえ理解できれば、その意味が理解できるのが人間同士というものだ。 ところが紀元千年頃、公案(問答)が、劇場…

碧巌の歩記 NO39//次回は新年1月を期して掲載致します

●人生・功罪の【目☆】は、どこにある? 碧巌録 第三十九則 雲門花薬攔(うんもん かやくらん) 雲門金毛獅子(うんもん きんもうのしし) 【垂示】圓悟が座下の求道者に垂示した。 悟道の禅者は、まるで虎が岩山から天下を睥睨(へいげい)しているようなもの…

碧巌の歩き NO40 人は しばしば寂寥の天地に立つ!

碧巌録 第四十則 南泉一株花(なんせん いっしゅか) 陸亘天地同根(りくこう てんちどうこん) 【垂示】圓悟が垂示した。宇宙の森羅万象を萬法一如の見地から見れば、鉄の木に花が咲く・・そんな不思議もあり得よう。 実際に鉄樹開花の時には、狡猾な猿でも…

碧巌の歩記(あるき)NO41 世の中は 捨てたもんではないぞいや!

碧巌録 第四十一則 趙州大死底人(じょうしゅう だいしていのひと) 【垂示】圓悟が垂示した。 是非の識別が難しい問題は、たとえ聖人でも判定しがたい。 また順逆、縦横に交錯している時は、覚者(仏)であれ辨別できない。非凡、抜群の大士、大力量の人であ…

碧巌の歩記(あるき)NO42 ♪ワンネスの雪の舞・・♪

● ● 「ダルマさん・・が・・ころん・・だ!」● 碧巌録 第四十二則 龐居士好雪片々(ほうこじ こうせつへんぺん) 【垂示】圓悟が垂示した。 禅の眞諦を語るに、空に帰すとか、無所得・無尽蔵とか、刃のたたぬ内容を説明する愚かしいことはしないことだ。 ナ…

碧巌の歩記(あるき)NO43 熱い時はふいごの風となれ!

碧巌録 第四十三則 洞山 無寒暑 (とうざん む かんしょ) 【垂示】圓悟が座下の求道者に垂示した。 宇宙の真理を一言でまとめられるなら、ノーベル宇宙賞だ。 あるいは虎や犀(さい)を原野で捉えるノウハウは、ちょっと筆舌に尽くしがたい。もしも、宇宙解明…

碧巌の歩き(あるき)NO44 ホ―タルこい!こっちの水は・・

碧巌の歩記(あるき) ◆注意!ホ―タル来い。こっちの水は甘―まいぞ! 碧巌録 第四十四則 禾山 解打皷 (かさん かいたこ) 【垂示】ありません。 【本則】ある日、禾山老師が座下の求道者に、僧肇(そうじょう)の宝蔵論を引用して垂語した。 「習得の知識は聞…

碧巌の歩記(あるき)NO45 西北の風 いま帆を立てて逃げ出そう!

碧巌録 第四十五則 趙州萬法帰一 (じょうしゅう まんぽう きいつ) 【七斤 布衫 ななきん ふさん】 【垂示】圓悟の垂示である。 禅者なら、何事も言い訳不要、直に真実を吐露するのが当然であるが、向上の一大事を示すには、達磨気取りで黙然とするか、または…

碧巌の歩記(あるき)NO46 雨降る夜は囲炉裏のそばで・・

◆雨降る夜はイロリの傍で手足をグッツと伸ばす・・この気持ち良さ(大愚良寛) 碧巌録 第四十六則 鏡清 雨滴声(きょうせい うてきせい) 【垂示】圓悟が、坐下の求道者に垂示する。 禅者は、版木の一打ち「カン」となれば、坐禅するのか、飯を食うのか・・凡…

碧巌の歩記 NO47 道具抜きで 止めようとして止められないものは・・?

碧巌の歩記(あるき)NO47 雲門文偃(うんもん ぶんえん 852?~949)は、この碧巌録に18回も登場する雲門宗の開祖、雪峰義存の弟子。語録に紹介される各則のいずれもが余りにも簡潔すぎるので、意訳するにもイキナリ鉄まんじゅうを口にねじ込まれるような、…

碧巌の歩記(あるき)NO48【目出度くも 炉神が(灰)神楽を挙げて祝いましたぞ!】

碧巌の歩記(あるき)NO48 政治・権力者には「ヨイショするのも一手だぞ」・・ 中国においても、日本においても皇帝、公家、官僚役人、武家、商人などにとって寺院は、閑静な接待所、別荘か、はたまた、茶坊主に給仕させる迎賓館のような存在だった。 (現代…

碧巌の歩記(あるき)NO49 お前さん・・透網の「網」をさらに引っかぶり、腹を空かしてどうする気だね? 

碧巌の歩記(あるき) ワシは雑魚のエサ播きで手一杯。網にあがく金魚の世話までし切れないのだョ・・ 碧巌録 第四十九則 三聖透網金鱗(さんしょう とうもう きんりん) さんしょう 網を透る きんりん 【垂示】圓悟の垂示である。完全包囲で敵陣突入。軍旗、…

オイ・・そこの幽霊ビト!裸で街を歩いちゃいけないヨ!

碧巌の歩記(あるき)NO50 碧巌録 第五十則 雲門 塵塵三昧(うんもん じんじんざんまい) 【垂示】圓悟が垂示した。禅の大道を歩む者は、修行上の階級(ステージ)を超越し、嘘も方便の解説(説法)や、ダボラを吹くような造作を見せてはならない。 禅者は一挙…

碧巌の歩き NO51 【 巌頭全豁の叱責・・義存よ、知識は己の宝ではないぞ!】8/18・9/7補記

碧巌の歩記(あるき) 碧巌録 第五十一則 雪峰 是什麼(せっぽう これ なんぞ) 【垂示】圓悟が求道者に禅の要諦を垂示した。 禅による生活は、いわゆる「至道は無難。ただ嫌擇(分別)を嫌う」ものだが、一つひとつの事件に、比較、是非、善悪の差別的な見解…

碧巌の歩き NO52 人が歩むべき大道とは・・?

◆大学以来の友人や知人から、独りよがりの禅語の意訳だ・・との指摘があり、反省して・・酷暑見舞いのハガキの禅語・・解訳いたします(7/31 追記) ◆元服の書⑪(はてなブログ 禅 羅漢と真珠 掲載中) *昔(11歳~15歳頃)の成人式にちなみ、中学・高校生…

碧巌の歩記(あるき)・・如去如来(にょこにょらい)・・去る者は追わず、来るものは拒まず

☆マークのお礼と言い訳・・昨日4つの☆マークがついたと、はてなブログから連絡がありました。有り難うございます。ただ、スミマセンが、お返しに、お宅様のブログを拝見するなど、PCの操作がわかりません・・年寄りが、ヨウヨウニ、禅語録を意訳しています。…

碧巌の歩記(あるき)NO54

碧巌録 第五十四則 雲門却展両手(うんもん きゃくてんりょうしゅ) 【垂示】雲門かえって両手をのぶ・・ (圓悟が垂示した) 人は生死にこだわり欲深で、それでいて時の過ぎるのに鈍感だ。 「孤独」について、真剣に関心を持つものなら、鉄クギの如き難題に出…

碧巌の歩記(あるき)NO56 「平常心」~禅語の切り売り・・イランカネー!

碧巌の歩記(あるき) NO56 碧巌録 第五十六則 欽山一鏃破三關(きんざん いちぞくはさんかん) 【垂示】圓悟が垂示した。 今の世の中・・断捨離や平常心など、仏説や禅語の切り売りが大流行だが、釈尊・達磨が現れて、商売(なりわい)の仕方を教えなかった…

碧巌の歩記(あるき)NO57 Country bumpkin!

碧巌の歩記(あるき) NO57 Country bumpkin・・ たかがオモチャの布太鼓で、雷門の太鼓と競おうとする・・! 碧巌録 第五十七則 趙州 田庫奴(じょうしゅう でんしゃぬ) 【垂示】圓悟の求道者への垂示。 至道の本体を会得しない者は、悟りの境地が、まるで…

碧巌の歩記(あるき)NO58 唇から光を放つ 趙州の一語

◆今に至って、禅を説明すらできない趙州の真意とは・・? 碧巌録 第五十八則 趙州分疎不下(じょうしゅう ぶんそふげ) 【垂示】欠如・・(ありません) 【本則】ある日、求道者が趙州に問うた。 「三祖、鑑智僧璨(かんちそうさん)の信心銘に「至道無難、…

碧巌の歩記(あるき)NO59  好きだ・嫌いだ・・さえなければ・・  

好きだ・嫌いだ・・さえ無ければ・・大道は足下にある! 碧巌録 第五十九則 趙州何不引盡(じょうしゅう かふいんじん) 趙州只這の至道(じょうしゅう ただこのしどう) 【垂示】圓悟が座下の求道者に垂示した。 天地を一まとめにくくりこみ、凡聖を超越す…

碧巌の歩記(あるき)NO60 大学受験、卒業が、人生の「登竜門」じゃないぞ!

昔・・白隠や良寛の時代の禅者(求道者)は、出家と言っても作務(さむ)して働き、自給自足の貧しい生活でした。師のもとに参集した求道者は、各自で寝る場所を見つけ、托鉢で得た大根のキレッパシを味噌汁にして食べています。 良寛とて、インキンたむしの…

碧巌の歩記(あるき)NO61 Q:民を忘れて繁栄した国家はありますか?

Q:国民を蔑(ナイガシ)ろにした為政で繁栄した国家を教えてください? 碧巌録 第六十一則 風穴家国興盛 (ふけつ かこくこうせい) 【垂示】説法するぞと、告知の旗を立て、鐘や太鼓で人を集めて教導するのを宗師と呼ぼう。 また至道、未道の禅境(地)や…

碧巌の歩記(あるき)NO62

◆アレっ・・あの釣りしてるお爺さん・・ウキがピクピク、魚釣れてるのに雲を眺めて笑ってる・・キモイ!近寄らんトコ! 碧巌録 第六十二則 雲門中有一寶 (うんもん ちゅうういっぽう) 【雲門形山(ぎょうざん)に秘在す】 【垂示】圓悟の垂示である。師の教…

碧巌の歩記(あるき)NO63~NO64

碧巌の歩記(あるき)NO63 碧巌録 第六十三則 南泉斬却猫児(なんせん ざんきゃくみょうじ・ねこをきる) 【垂示】圓悟が、座下の求道者たちに説示した。 いつも相対的な社会に生きる者にとって、絶対と言われる出来事を思索しようにも、意路不到(いろふとう…

碧巌の歩記(あるき)NO65「かくれんぼ・・ご飯ですよ・・の声かかり」

碧巌録 第六十五則 外道良馬鞭影(げどう りょうめべんえい) 外道問佛(げどうもんぶつ) 【垂示】禅について、説明のできない禅機、禅境、禅による生活を、何とか求道者に解からせたくて、手を変え品を変えて、そのドンズマリを、圓悟は垂示している。 禅は…

碧巌の歩記(あるき) NO66「ひとつひとつ・・腹の底から吐き出せヨ!」 

碧巌録 第六十六則 巌頭収黄巣釼 (がんとう しゅうこうそうけん) 巌頭黄巣過ぎて後(がんとう こうそうすぎてのち) 【垂示】圓悟が垂示した。どのような逆境になろうと、あるいは猛虎を落とし穴で捕獲する機敏な策略をもっていたり、正面攻撃であろうと側面…

碧巌の歩記(あるき)NO67 机をコツン・・禅の「始まりの終り⇔終りの始まり」

碧巌録 第六十七則 傅大士経講 (ふたいし きょうを こうず) 【垂示】ありません 【本則】仏教に帰依していた梁の武帝が「金剛般若波羅蜜多経」の講釈をしてもらおうと、誌公の紹介で、傅大士(497~?)を招待した。 呼ばれた傅大師は講座に上がると、手…